賽の河原で水切りしたい

親より先に亡くなった子が、親不孝の罪により

賽の河原で石積みを強いられるというのは

とても有名な話だと思います。

 

例えば、19歳は未成年なので

19歳と11ヶ月の子が親より先に亡くなれば

賽の河原で罪を償うことになるのでしょう。

 

しかし、民法の改正により2022年の4月から

成年年齢が20歳から18歳に引き下がるという

風の噂を耳にしました。

民法改正があの世でも適用される場合、

2022年4月の民法改正後に

享年20歳(満19歳)が賽の河原へ

新規参入することはできなくなるのでしょう。

 

しかし、賽の河原へ行く条件が

《親より先に死ぬこと》なのであれば

話は変わってきます。

 

例えば、40歳の人間が

65歳の親より先に亡くなった場合。

成人していようが、親より先に亡くなった罪で

賽の河原行きとなるのです。

民法改正など関係がなくなるわけです。

 

平均寿命が延びつつある昨今、

賽の河原にいる子供達の平均年齢(享年)も

高齢化が進んでいくのかもしれません。